備忘録小学校~1年3組~

日々にちょこっとプラスできたことシェアします。

【PASMOの払い戻し方法】手数料220円を回避して払い戻す!

 今週からたくさんアナウンスされているパスモの払い戻し手数料220円の回避方法について考察いたします。

 「えっ!それまでに払い戻せなかったら損じゃん!」

 「払い戻すの忘れてた。」

 そんな声も聞こえてきそうですがご安心ください。
 
 結論から先に言ってしまうと、

 
 3月12日以降に払い戻す場合でも何も損はありません!

 
 どういうことなのか説明いたします。

 実は今回のルール変更の背景には、ごく短期間のみの利用者が増え、パスモカードが大量に廃棄されているという問題があります。これを防ぐため2022年3月12日からは、パスモが不要となり払い戻す際に、220円の払い戻し手数料をかけることで、できるだけ長くパスモを利用してもらいたいという思惑があるのです。

 
 実際に払い戻し手数料がかかるとどうなるか確認してみましょう。

用語解説

チャージ残額・・・パスモに残っているチャージしたお金

デポジット・・・・最初にパスモを購入したときに自動的にかかって
         いるパスモカード自体のお金。カードの補償金の
         ようなもの。一律500円。

手数料・・・・・・今回から発生する払い戻し手数料220円


 (例1) チャージ残額1,000円のパスモを払い戻す。

¥1,000(チャージ残額) + ¥500(デポジット) - ¥220(手数料) =¥1,280

 手元に返ってくる現金は1,280円。

 
 (例2)チャージ残額160円のパスモを払い戻す。

¥160(チャージ残額) + ¥500(デポジット) - ¥160(手数料) =¥500

 手元に返ってくる現金は500円。

 
 以前は手数料がなかったので全額返ってきたのですが、これからはこのように払い戻し手数料がかかってくるわけです。

 これだけ見るとなんだか損した気分になりますよね。でもご安心ください!払い戻す場合でも損をしない方法がちゃんとあります!!


 先ほどの例1と例2を比べてみましょう!


(例1)
¥1,000(チャージ残額) + ¥500(デポジット) - ¥220(手数料) =¥1,280

 
(例2)
¥160(チャージ残額) + ¥500(デポジット) - ¥160(手数料) =¥500

 手数料の金額が違うことに気が付きましたか?

 
 例2の場合は残額が160円しかないため、220円の手数料が引けず、チャージ残額の160円を手数料として徴収しているのです。

 ここからわかることは、払い戻し手数料はチャージ残額にのみかかるということです!!

 つまり!デポジットには手数料がかからないのです!

 
 こちらの例をみてください。

 (例3)チャージ残額0円のパスモを払い戻す場合。

¥0(チャージ残額) + ¥500(デポジット) =¥500

 
 手数料が発生しなくなりました!

 多くのアナウンスでは、手数料がかかることだけをクローズアップしていましたが、かからない方法もしっかり用意されているのです。

 ですから3月12日以降に払い戻す場合で、手数料がかかるのが嫌な方はこうしてください。

 『残額を使い切り0円にしてから払い戻す!』

 今はパスモで支払うことが可能な場所が増え、例えばコンビニ等で買い物をする場合にも、『残額全部使ってください』と言えば残金を0円にすることは可能です。

 
 なので、期間内に払い戻せず後悔する必要は全くありません!!残額さえ使い切れば、いつ払い戻しをしても手数料はかかりません!


 チャージ残額は今の時代お金と同じです!確実にパスモ支払いが可能な場所(コンビニ等)で、必要なモノを買って残額を使いきってから、デポジットを駅、定期券等がついているパスモの場合は、定期を作った鉄道会社の定期券うりばにて払い戻しましょう!