備忘録小学校~1年3組~

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橋本拳人選手ジェノアへ??

久々のサッカー記事。ジェノアCFCについてです。

 

昨夏、長友選手の移籍の際にもとりだたされた我がジェノア。その時は案の定移籍実現とはなりませんでしたが、今回またしても日本人の移籍が話題になりました。

 

kanaeji.hatenablog.com

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今度は、現在ヴィッセル神戸に在籍中の元日本代表の橋本拳人選手。ロシアのロストフにてプレーしていたものの、ウクライナ情勢の影響でヴィッセル神戸へ移籍してきているのはご承知のとおりですが、イタリア紙によると夏のジェノアの補強候補になっているそう。果たして実現はあるのでしょうか。ジェノアサポ歴14年の私が考えていきたいと思います。

 

まず、第一条件になるのはセリエAジェノアが残留できるのかどうかでしょう。

 

現在ジェノアは、残り6試合を残し19位と下から2番目に低迷しております。残留圏内とは勝ち点差3ながらも、極めて厳しい状況なのは言うまでもありません。

 

今シーズンもお家芸ともいえるシーズン中での監督交代を2度行っております。

バッラルディーニ→シェフチェンコ→ブレシンという具合です。

監督交代のたびにサッカーが変わり、選手がウィンターブレイクで半分入れ替わりというのがジェノアお家芸です。ここ3年ほどは常に最終節付近まで残留争いをして、なんとか残留しているチーム状態。最終節でギリギリ残留が決まり胴上げというよくわからないこともしています。

 

今年もここまでの成績が2勝16分14敗とさんざんたる結果。

ブレシンに監督が代わってからは、さすがライプツィヒ学校出身だけあってゲーゲンプレス主体のアグレッシブなサッカーに変わりなんとか残留できそうな位置に引き上げてきましたが、残留可能性は30%くらいといったところでしょうか。

 

今までのジェノアであれば、残留できなかった場合ほぼ100%監督解任、チームも解体となるでしょう。そして、セリエAチームの有能な下部組織として何とか生き延びながら、偶然昇格できるのを待つといった経営になると思われます。

 

しかし、今回は9月に長らくオーナーを務めてきたプレツィオージからアメリカの777パートナーへと代わりやや変化がみられてきました。このことで、痛みを伴う変革を受け入れるかもしれません。チームの核を作り直す中長期の計画を実行すると思われます。

 

ゆえに、仮に降格したとしてもブレシン監督のままチームの基盤を作る可能性が、私は高いと考えています。もちろん降格しないに越したことはないのですが・・・

 

ブレシン監督の効果はすでに出始めていて、サッカー自体はポジティブな方向へ傾いており、前からアグレッシブにプレスをかける部分では一定の成果も出ています。このサッカーが初めからできていればと思わずにはいられません。

 

あくまでもブレシン監督のサッカーを推進していくことが前提ですが、私のイメージの中の橋本拳人選手は合うのではないかと思います。中盤でアグレッシブな守備からボールを奪い取り、前に推進していくことやシュートもできる。セリエAでならファイタータイプの橋本拳人選手の守備はプラスになるでしょう。潰す・刈り取るというのはセリエAでは重要です。ましてや、セリエBならなおさらです。

 

そして、現在のジェノアの中盤には同タイプの選手はいません。もしくはタイプ的に同じだとしても力を発揮できている選手がいないのです。ですから、チャレンジしてくれるのであればとても重宝されると思います。

 

ただし、ジェノアの目下の最大補強ポイントはFWであることも触れておきます。今期の総得点24はこちらも19位。あまりにも点が取れていないのです。ここ最近はファインセーブに阻まれていることも多いのですが、1月くらいまではハイライトシーンが相手のみということもざらにありました。ですから、FWに関しては確実に補強が行われるでしょう。

 

また、橋本拳人選手側にメリットがどのくらいあるのかも疑問です。現在のセリエAは欧州の中でもそこまでの地位はありません。イタリアが外国人の税率を下げてくれたおかげで、有名な通好みのベテラン選手が在籍することはありますが、CLやELを制覇できるほどの力が失われているのが現状な上、イタリア自体がW杯を逃す事態にも直面しています。

 

以上のことから橋本拳人選手のジェノア移籍の可能性は現在のところ20%だと考えています。ジェノアが残留すればあるいは・・・といったところです。

 

もちろん個人的には日本人選手の移籍大歓迎なので(放送枠増など)ぜひお願いしたいのですが・・・

 

今後も追い続けてみたいと思います。

 

その前に残留してね。

Forza Genoa!!