いよいよ今週末に迫った小学校教員資格認定試験。
ラストスパートの今回は論作文の練習をしたいと思います。
答えがないので誰もが苦戦するところなのではないでしょうか。私も絶賛苦戦しています・・・
正直できる気がしない・・・
そうはいっても何もやらなければそこで終わってしまうので、まず自分の考えを書いてみて、そこにいくつかのキーワードを盛り込みながら文章っぽくしていくという練習をしています。
ところが・・・これがなかなか難しい。そもそもテーマに対して具体的な自分の意見を持つことって簡単ではないんですよね。
じゃあどうしたらいいのか?
私が見出したのはテーマに沿った他者の考えに対して意見を持つということです。
テーマだけでなくそれを一度咀嚼してくれた誰かの意見になら、「これは違うんじゃないか」、「自分もそう思うな」といった形で考えを持ちやすいような気がしました。
なのでいろいろな人の文章を探しながら自分の意見をまとめています。
ただ、自分だけが利用する側なのも申し訳ないので、誰かの考え構築のための材料になればと思い、私の恥ずかしい練習文章を載せようと思いました。
最初に断っておきますが、これは何の正解でもありません。認識の間違いも多くあるでしょう。肯定的な意見だけでなく、反対意見や否定的な意見も多くあるでしょう。
ただそれが狙いです。それがテーマに関する自身の意見となりますのでそういった目的のために利用していただければと思います。
当日まで時間の許す限り練習していきます。
目指す皆様頑張りましょう!!
ちなみに、1回2テーマで400字以内の記述を想定です。
テーマ:「確かな学力」の向上
私は、身に付けた知識や技能を実生活で活用する力に課題があると考えています。そこで、協働的・実践的な活動を充実させ、一人一人の児童が主体的に自己の力を発揮する場を作ることに取り組みます。
学びを実生活で生かすためには、グループや学級で問題解決学習を行い自分以外の他者と相互に意見を出し合い、対話的に納得解を見出していくことが大切です。身に付けている基礎的な知識を基にして自己の意見を考え、発表したり、他者の考えを聞き新たな発見をすることは思考力・判断力・表現力を育む上でも重要な要素です。
また、このような協働的な学びでは目標を達成したときの喜びを実感を伴って味わうことができるため、さらなる学習意欲の向上にもつながるものになります。
身に付けたことを集団の中で活用してこそ、「生きる力」に結びつく「確かな学力」でです。私は、児童が生き生きと力を発揮できる場の創造に努めます。
テーマ:「特別の教科道徳」に対する取り組みについて
互いを尊重し協働して社会を創造していくことが求められる今、道徳教育では他人を思いやる心や、規範意識を育むことが重要である。
これらの育成には、授業内で互いの気持ちを伝え合う言語活動を充実させることが不可欠であると考える。
教科書や身近な問題をテーマとして自らの考えを持つだけではなく、それを発表し伝え合うことにより、多様な考えや価値観があることを知ることができる。
また、それを受け入れてもらうことの嬉しさや、否定された時の悲しさをサポートが行き届く授業の場で実感を伴って体験することができることも重要である。
私は、この活動を繰り返すことにより、道徳の授業以外の言語活動においても他者を尊重しながら、協働して学習に取り組むことができるようになると考える。学校の教育活動全体を通して行われる道徳教育の特質を生かすとともに、自らも児童の規範となる意識を持ち道徳性の育成に努める。
次回へ続けwww