備忘録小学校~1年3組~

日々にちょこっとプラスできたことシェアします。

【小学校教員資格認定試験】1次試験の対策で最初にするべきこと

少しづつではありますが、合格することができた小学校教員資格認定試験の対策法について書いていこうと思います。

 

どんな試験なのかはわかっている方が多いと思うので省きます。ここから興味を持った方は過去の記事をお願いします。

kanaeji.hatenablog.com

 

kanaeji.hatenablog.com

 

まず取り組まなければいけないのは、1次試験対策です。

 

その中でも、各教科に関する内容の「Ⅱ」に対して取り組んでください。

 

教員採用試験の”小学校全科”に分類される部分になりますが、本試験では10教科の中から6教科を選択しなければいけません。どの教科を選ぶのか100%先に決めて取り組むべきです!!

 

当日の試験問題を見てから選択することが可能なため、+1教科分勉強しておけると心持が楽になります。

過去問(教員資格認定試験|NITS 独立行政法人教職員支援機構)から、学習指導要領の内容メインで出題される科目、単純に教科の知識(中高レベルの問題等)が出題される科目、あるいはMIXの科目等があることがわかります。

 

まずは得意だと思う科目の問題を解いてみてください。可能性を感じればそれを選択します。算数・理科などは得意であれば顕著に問題が解けるはずです。

教科の知識中心で合格点が望める科目に関しては、学習指導要領を読み込むことに時間を割かなくてよくなるため有利となります。

 

私のように教科の知識問題が苦手だという方は、学習指導要領の問題を頑張る形になります。私は「生活」・「家庭」・「外国語」・「音楽」・「図工」・「体育」の6教科を選択しましたが、この6教科は学習指導要領(できれば学習指導要領解説)を読み込んで理解すれば、他の教科の知識問題をゼロから根詰めて勉強するよりは優しいと見ました。「体育」はさておき、ほかに関しては学習指導要領のページ数自体が少ないというメリットもあります。

 

そうはいっても得意不得意があるでしょうから、まずは過去問を解いてみてください!これは受験をする年の前年の内に行うのがベストです。年明けからだと間に合わないことはありませんが、結構ギリギリのラインです。(個人差はあります)

 

過去問を解いて、6教科+1教科くらいを選べたら、次は小学校全科の対策本学習指導要領解説を購入してください。

 

学習指導要領解説は小学校学習指導要領解説:文部科学省 (mext.go.jp)からダウンロードすることも可能ですが、書き込んだりする際は印刷代がばかにならないので、冊子で購入したほうが良いかなと思います。Amazonでも購入可能です。(最後にリンクを貼っておきます。)

 

解説というのは、そもそもの指導要領をかみ砕いて説明しているものになります。教科によっては解説の中から問題が出ることがあるので、選んだ教科に関しては購入したほうが無難です。

 

簡単に言うと、指導要領の中に示されている目標等に沿った実例を示しながら、さらに細かい指摘事項や留意点などが記載してあり、そこを問うてくる科目があるということです。少なくとも「生活科」は必須です。

別でも解説しますが筆記試験のⅢで選択する科目に関しても確実に必要になるものです。

 

①過去問を解く

②6教科+1教科が決める

③関係書籍を集める

 

ここまでをどれだけ早く終えられるかが大切です。

進めることができた場合は学習指導要領を読み込むステップに進みます。

小学校全科の対策本メインで進めていく場合でも、可能な限り学習指導要領解説を読み進めていくことをおススメします。

 

以下は私が行った流れです。

 

1.「パスライン」で小学校学習指導要領を勉強

穴埋め式になってはいるものの、東京アカデミーのセサミノートなどよりは空欄が少なく、全容をつかみながら重要ワードを覚えることができます。実際の試験でも空欄補充が出る教科もあるため、最低限この程度の空欄補充ができたほうがいいです。

ただし、くれぐれも空欄補充だけで満足しないでください。

重要なことは内容を理解することです。

 

2.「セサミノート 小学校全科」(オープンセサミシリーズ)で追いトレーニン

学習指導要領の穴埋め+教科の知識を問う問題が掲載されています。パスラインで自信がついたはずの学習指導要領の穴埋めも、こちらでやると一度自信を喪失しますww

穴埋めの部分や量が違います。こちらで穴埋めが完了できれば結構自信を持って大丈夫。そのころには穴埋めだけでなく理屈の部分での理解もついているはずです。

教科の知識を問う問題も、こちらでできるのであれば合格点に手が届いている状態です。ただし、内容を理解する姿勢は忘れてはいけません。

 

3.「小学校全科 問題集」(オープンセサミシリーズ)で問題に慣れる

こちらはセサミノートとはまた別の問題が掲載されていて、実践的な問題も多数収録されています。これでだいたいの問題が網羅されているので、教科の知識を問う部分に関してもだいぶできるようになってきていると思います。

 

4.公開されている都道府県の過去問をやる

過去問が公開されている都道府県を探して問題慣れしてみてください。県によって差があるのですが、東京都の問題が比較的難しめです・・・でもわかる問題も増えてきてると思うので、できなければ覚えればいいだけです。

 

5.教員採用試験用の模試を受ける

教員模試 | 教員採用試験対策講座 | 東京アカデミー (tokyo-ac.jp)

模擬試験 | 時事通信出版局 (jiji.com)

公開模試 | 教員採用試験・公務員採用試験の【協同出版】 (kyodo-s.jp)

いろいろなところで教員採用試験用の模試を実施しています。たくさんやらなくてもいいと思いますが、解説などももらえる上に、最新のトレンドを汲んだ問題もありますのでぜひ活用してみてほしいです。きっと時間の無さに打ちのめされますが、”小学校教員資格認定試験”においては、模試ほど時間がないということはありませんので、本試験通りの感覚で解いて、解説をもらうんだという目的でもいいと思います。

 

ただし、4・5に関しては、5教科以外はそんなに問題数が多くはないと思うので、選択する科目によっては大きい効果はないかもしれません。

Ⅱの対策よりⅠ対策においてはかなり有効です。(別で触れるようにします)

 

上記の対策を実践してもらえればぐっと合格に近づくことができると思います!

 

しかし、一番重要視してほしいのは何度も言いますが「学習指導要領」を理解することです。穴埋めを覚えることだけではありません。

実際に教員になってからのことを意識しておいた方がいいのはもちろん、この試験においては「学習指導要領」を理解することが極めてアドバンテージになります。そのため、過去問を見て必要な教科に関しては必ず解説も用意して読んでおくことをおススメします。付け焼刃の暗記では正答できない、理解していることが必要な問題が教科によっては出題されます。(特に生活、体育

 

思い立った日からぜひぜひトライしてみてください!

可能な限り今後も私がした対策を残して置く予定です。

 

ではでは。

 

ランキングでどんな事が起きるだろう?

 

<対策本リンク>