本当にあと一週間となり、さすがに帰ってからの事を考え始めてきました。帰国後も子どもの学校やら、自分の仕事やら、教員の事やら、やることが盛りだくさんなので、一息つけるのは帰国日だけになりそうです。
帰国が近づいてくると、そろそろお土産も考え始めないといけません。
不思議な事に、同じところには行けないと思うと、ようやく何を買うべきかも定まってきます。
自由に動ける時間がありすぎるのも考え物ですね。
「次に欲しいと思った時でいいや！」ってなりますからね。
人間、お土産ですら切羽詰まらないと買えないのです(笑)
そんな中にあって、そこそこお土産も買ったのに、もう一度行きたいなと思っている場所があります。
それは”リトルインディア”です。
KLセントラルステーションというクアラルンプール中心地の駅から、徒歩で行くことが出来る”リトルインディア”。名前の通りインド人街で、通りが全部インド系ショップになっている場所です。
通りはいかにもって感じの雰囲気です。
下の写真の上には電飾のようなものが見えると思います。
これは、まもなく始まる「ディパバリ」という記念日に向けた装飾です。
ほとんど耳にしないと思いますが、日本で言うところのお正月に近いイベントかなと思います。
光の祭典とも言われる「ディパバリ」は、イルミネーションや爆竹（近年は縮小傾向）、色を付けたお米で床を彩るコーラム、ドレスアップした衣装、お祝い料理等で５日間ほど盛大に行われます。
この期間中に買い物をすると縁起がいいとされることから、期間前から各店舗はセールを行うのです。
お土産探しの我々にとっては願ってもない絶好のタイミング♪
さっそくお店に行ってみると、飾り付けのアイテムがたくさん売られています。
下の花飾りみたいなやつはよく見る気がします。みんなどれくらい買っていくものなのでしょうか。
散策していて目についたのはインド系のアパレルショップ。
上のお店は店頭で爆音のインド音楽を流しているので、嫌でも目が行ってしまう(笑)
でも、おかげでインドの服が、カラフルで良さそうな事がわかったのでよし。
また、年齢問わず女性に特にオススメなのがインドの装飾品です。
ピアス、ネックレス、指輪、ブローチなどがものすごい数あります。
これはかなり選ぶのに時間がかかるのではないでしょうか・・・。
私と長男も宝物を見ているようで楽しく見ていられました。
中でも特徴的なインドのブレスレットであるバングルがかなりオススメです。
我が家はこちらのお店へ行きました。
こんな感じの棚がずらっと並んでいます。
インドでは既婚女性は、腕に何もつけないのは良くないとされているらしいです。
このバングル本当に種類が多いんです。色も装飾も果てしない組み合わせがあります。また、自作できるようにパーツ売りもしていて、決めるのに相当時間がかかります。
それなのに、ピンキリではあるものの値段がお手頃。２個や４個でセット売りされているので、友達へのお土産にもピッタリなんです。女の子へのお土産に本当にオススメ。
結局これだけ買いました。
真ん中の謎の置物は、レシートにGodと書かれていた、長男チョイスのヒンドゥー教の神様らしい。
そして私と長男は服屋も散策しました。
以前、イスラム教の服も購入しましたが、インド伝統の服装の方が着心地が良いもの、肌触りの良いものが多い気がしました。その分値段的にはやや高めかなとも思いますが、何しろ”ディパバリセール”効果でお手頃価格になっています。
迷った末にこちらを、セール価格で２８９RM（約9,000円）のところから、さらに割引の１８９RM（6,000円）で購入することが出来ました。
これは嬉しい♪
一応これもインド版”クルタ”のようです。雰囲気有りすぎじゃないですか？
どうしてもこんな服を着ると、
こうしたくなるのは気のせいでしょうか？
もう、文化もへったくれもない感じでごめんなさい・・・。
でも、服は本当にオススメなので検討の価値ありです。
モスクに行くときも着て行くことができますので活用できます。
こちらにバッチリ着て行きました。
またリトルインディアにはインド料理のお店もたくさんあります。
露店もたくさん出ていて、こんな不思議な食べ物に出会うこともできます。
甘いものがたべたいなー、と探していて出会った衝撃的な食べ物がこちら。
最初、こんな感じで売られていたので甘いおやつだなと思ったんですよ。
ドーナツ、あるいはサツマイモテイストなものかなと。
だから、何の疑いもなく頼んでみたのです。すると・・・
あれっ？
なんか玉ねぎ刻んでる・・・ベビースターラーメンみたいなやつかけ始めたけど・・・チリパウダーみたいなやつも振ってないか・・・。
そして最後に・・・
ギャーその緑の液体なんですかー！！！
私「かっ辛いそれ？」
店員「辛くないよ！」
私「・・・OK」
購入後、意を決して実食！長男が！
お味はいかに・・・
ですよねっ！
その後みんなで食べましたが、味わい的にはすっぱ辛い感じ。
子どもはきついかもしれないですが、大人には長男の反応程はまずくはないです。
すれ違ったインド人のおばさま方が教えてくれたのですが、これはパニプリという、インド全土において定番のおやつだそうです。
食べ方は丸ごと一口でいくのだそう。
言われた通りにしてみると、確かに少しかじるより、一口で食べた方が美味しいです。
どうやら、緑の汁の事をパー二―、揚げてある器の方をプーリー、合わせてパニプリだそう。また、パー二―の緑色や味は、タマリンドという植物の果実由来のものらしい。
これは現地で食べてみてもらわないとこれ以上表現できないです。
日本でも、コアなインド料理屋なら置いてあるところがあるようなので、見つけたらぜひチャレンジしてみて欲しい。
でも、現地で食べる方が圧倒的に安いと思います！
当初想定していたより、はるかに楽しむことが出来たリトルインディア、食材や食器も気になるので、もう一度行ってみたいなと思っています。
ではでは。
【最終週はマラッカへ旅行してくる予定でいます】
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