備忘録小学校~1年3組~

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【うつ病と診断されて⑳】うつ病回復の鍵:普通に休むことと心を軽くする思考法

ついに最初の4週間の休職が過ぎ、本日から2回目の4週間が始まった

体調は本当に良くなっている。だから、ただ休んでいるだけの日々に感じてしまい、ここからの1か月はリハビリだなと勝手に思っている。ただ、うつ病の回復に重要なのは、この1か月で勉強もしたし、実感もしたが、普通に休めるという行動がどれだけ取れるようになるかだ。

疲れたな、やる気が起きないな、無理してるなと感じたときに、どれだけ当たり前のように休息が取れるか。ここがもっとも重要なポイントなのだ。

うつ病が進行している最中は、この単純に休むという行動が本当に取れない。休もうとしてもいろいろな考えが頭を巡り、休んでいない状態がずっと続いてしまうわけなのである。ここから脱出するためには、一度は悩まずに長期間休む選択をするしかなかったと私は思う。

初期の段階で決断したからこそ、早期にここまで持ってくることができたのだろう。もし遅れていたら、ここまでの期間が相当長引いただろうなと感じる。決断できたことは本当にラッキーだったし、家族と周囲の理解があって本当に感謝している。

ここからの1か月も無理せず、自分で自分を追い込むこともせず、復帰に向けてゆっくり歩いていこうと思う。特に以前から意識している「期待しないこと」と「気の進まないことには時間をかけること」の2つのマインドは特に重要視していきたい。

期待しないこと

自分にも相手にも期待しないというマインドは、とてもプラスな思考方法だ。「あ、今期待しちゃってたな」と振り返ることで、期待外れであってもそれをすぐ忘れることができる。意外にやってみると多いはずだから試してみてほしい。

相手に期待するのは自分のコントロールを外れている部分なので、もちろん考えない方が良いのは言うまでもないが、繊細な人にありがちなのが自分自身に期待値を持ちすぎてしまっているという現象だ。

「これくらいできてなきゃ」「これくらいは当たり前だよね」という思考で動いてしまう人はきっと多いと思う。それは自分に期待をしてしまっている証拠だ。

「お、できたんだ。自分やるじゃん!」くらいでいいのだ。できなくても悲観せず、「ま、そうだよね(笑)次はどうしようかな」くらいで軽く収めておく。この思考をトレーニングしておけば、だいぶ心が軽くなる。

時間を捨てること

そして、苦手なこと、気の進まないこと、嫌なこと、けれどもやらなければ終わらないこと、こんなことをやるときはとことん時間を捨てる。この思考も役立つ。

「早く済ませて時間を有効に使いたい」という考え方になると、前述したように自分への期待につながるし、他人を当てにすることにもつながってしまう。できないなと思っていることほど時間は絶対かかるんだと自分をコントロールする。

人生の中の時間はそんなに少なくない。もう今日は嫌な日だからいいやと時間をうまく使うことをあきらめて、1つのこと、目の前のことだけに費やしてしまえばいい。時間を捨てたと思えば、案外早く片付いてしまうこともある。

実践例

私は、今までやっていなかった洗濯をしているときにこのマインドを実感できる。

家には日中自分しかいないので、自分がやらない限り洗濯物はずっとかごの中のままだ。朝の時間で仮に妻が洗濯機を回してくれても、干すのは自動ではない。干さなければ乾かないし、取り込まなければ雨が降るかもしれない。畳まなければ散らかったままだ。

「もう午前中は洗濯だけでいいや」と思ってやり始めると、午前いっぱいはどうがんばってもかからない。なんなら、回している間暇だから掃除機をかけて、洗い物でもしようとさえ思えて、できてしまう。

洗濯物が乾いて畳もうとするのは夕方だが、帰ってきた妻が手伝ってくれたりなんかしたときは、捨てたと思った時間が復活する。これは「期待していなかったラッキー」でもある。

不思議なことに、「期待しない」「時間を捨てる」といったネガティブそうなことが、良いことに結びついていく。余ったり、復活したりした時間を無理に使うこともしない。自分が好きなことにだけ使えばいい。ここで頑張りすぎたらラッキーの台無しだからね。

最後に

さあ、ここからの1か月ではどんな考え方が増えるかな。どうなっていくか、流れに身を任せましょう。

ではでは。

 

【過去の記事】

【うつ病と診断されて⑲】休職中の職場訪問、不安との向き合い方 - 備忘録小学校~1年3組~ (hatenablog.com)

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