備忘録小学校~1年3組~

日々にちょこっとプラスできたことシェアします。

【うつ病と診断されて⑬】私が見つけた心の負担「子どもを叱る場面がストレス」

休職中なのに一丁前に月曜日を迎える気持ちで重たくなるのはどうしてだろう。

明日は3度目の通院の日だ。

だからと言って明確な診断が下るとも思えない。休職期間もまだ2週間が過ぎただけ、気持ちは多少前向きな時間も増えてきたものの、未だ仕事内容と直に向き合うことを避けている状態だ。

強いて言えば嫌のことの正体の1つを突き止めることができたくらい。

 

おそらく、私がうつ病を発症した原因の一つは、他の教員が児童を叱ったり、怒ったりする場面を日々目にすることにあると思う。これが非常にストレスフル。

 

どうやら私にはHSP(Highly Sensitive Person)という傾向があります。

HSPとは、非常に敏感な気質を持つ人のことを指します。日常のちょっとした出来事や人の感情に対して、強く反応してしまうのです。

特に、誰かが怒られている場面を見ると、自分が怒られているように感じてしまい、そのストレスが積み重なってしまうのです。

学校では、当然児童を叱ることが必要な場面も多くあります。ルールを守らせるために、時には厳しく指導することも大切です。それは理解しています。

しかし、日々繰り返されるそんな場面を見続けることが、私にとって大きな負担となってしまう。子どもたちのためには必要なことでも、私自身の心が疲れてしまうのだ。

このことに気づいたのは、休職してから少し時間が経った後のこと。休職前は、ただただ自分が何故こんなにも疲れているのか、何が原因で気持ちが落ち込んでいるのかがわかりませんでした。休職中に、自分の気持ちをじっくりと見つめ直す時間ができたこと、子どもが叱られているのを見たことを通して、ようやくこの原因が理由の1つだということにたどり着いた。

これからどうしていけばいいのか、まだ答えはでていない。

ただ一つ言えるのは、自分の気持ちや限界を認識することが大切だということ。そして、自分がどのような状況でストレスを感じやすいのかを理解し、それに対処する方法を見つけること。

その点で言えば、原因が具体的に見えたことは朗報である。

この気づきを共有することで、同じような考えを抱えている方々に少しでも役立つ情報を提供できたらと思っている。

HSPの傾向がある人は、特に教育現場のような感情が動きやすい環境で働くことが難しいのかもしれない。だからこそ、自分の気持ちを大切にし、自分を守る方法を見つけていきたい。

今は心の回復に向けてゆっくりと歩んでいる段階だ。完全に元通りになるのかもわからない。その中で少しずつ自分自身を理解し、改善の道を探していきたい。

自分のペースで、自分を大切にしながら。それが難儀なのだが・・・

 

ではでは。

 

【前回の記事はこちら】

【うつ病と診断されて⑫】ピーベリーに隠された謎とは?近藤史恵の『ホテル・ピーベリー』を紹介 - 備忘録小学校~1年3組~

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