日本酒セレクト第4弾は第3弾に引き続き、またまた栃木県の飯沼銘醸からです。
前回の「姿」シリーズ
今回は待ちきれずに登場の『浴衣すがた』です。
前回のセレクトでも近々と言ってましたが、ほんとにすぐでしたね!
個人的には「姿」シリーズの中で一番好きです。
さて、味の紹介の前に軽く日本酒のお話をします。
今回の『浴衣すがた』なのですが、”特別純米酒”という分類になります。日本酒の分類というと、例えば”純米大吟醸”、”吟醸酒”、あるいは”純米酒”といった表記を見たことがあるのではと思います。近いうちに詳しい解説をしようとは思うのですが、いまいちよくわからない方が大多数だと思います。
なんとなく”純米大吟醸”って高いやつだよね?といった印象ではないでしょうか。
ここをがっつり解説し始めると膨大な量になるので、一番言いたいことをお伝えすると、”特定純米酒”というものは決して値段が安いからと言って”純米大吟醸”より劣るというわけではありません!!
むしろ、こっちの方が好き!となる人もかなりいると思います。ここだけでも覚えておいてもらえたらと思います。
いつも前置きが長くなってしまいますが、いよいよ『浴衣すがた』の味です。
「姿」シリーズの特徴は何と言っても甘味を感じやすいということなのですが、この『浴衣すがた』は非常に上品でサラッとした甘味を感じることができます。甘味のあるお酒が苦手な方は、おそらく下に残る感じに抵抗があるのではと思いますが、そんな方にこそ試してもらいたいです。
では、スッキリ軽いだけなのか?というとそうではありません。しっかりとしたコク(飲みごたえと表現してもいいかも)もあります。おそらくは、”吟風”(ぎんぷう)という北海道産の酒米を使っていることが大きいと思います。
味わい深く、コクのあるお酒に仕上がると言われるこの酒米を使用することで、スッキリとしているのにしっかりとした特徴を感じることができるようになっているのではないでしょうか。
場面としては、”浴衣”なだけに屋台なんかで氷水から出てきたら最高にいいですね!冷やして外飲みというのがとても合うと思います。
また、旅行先の旅館やホテルで取り扱っていたら、コストパフォーマンス的にもいいと思います。序盤から飲める日本酒なので、和食のコースなら最初から最後までこれ1本でも合うと思います。
ちなみに私は、こんなものと楽しんでいます。
本当にこの『浴衣すがた』おススメですので、なかなかお取り寄せ以外では見かけることはないとは思うのですが、ぜひ「姿」シリーズ最高峰の上品な甘味を堪能していただければと思いますので、この夏手に入れてみてはいかがでしょうか。
ー追記ー
私は近くの酒屋で買っていますが、一応Amazonにもあるみたいです!