備忘録小学校~1年3組~

日々にちょこっとプラスできたことシェアします。

【国語学習】古文のスタートは文法?単語?読解?

小学校教員に採用された時のために各教科を改めて復習している。

もちろん苦手な科目もあるため、流れを作るべく少しでも得意な古文をメインで取り組んでいる。

 

小学校でテストレベルの古文を教えるということは目的が違うのだが、やはり先生が古文の知識が乏しいと授業の幅が持てない気がする。

 

一応私は中・高国語の教員免許を持っているが、現役の時は教員になる気がなかったので、免許のために単位を取得していたから知識的にはそこまでのものがない。しかも16年ほど学校教育から離れている。

だからこそ、いったん基礎をやり直す必要があると考えた。

 

比較的なじみのある古文なはずだが、やり直すとなると何ともである・・・

一応現在の教材はこちらを使っている。

もっと簡単なものにしようかとも思ったが、高校レベルくらいが文章がちょうどよかった。辞書はこれを使うことにした。

 

古文関連のテキストはたいてい文法の説明から始まる。

英語と同じだ。

これがとても難しい・・・。

 

文法は読むための「ルール」である。ある程度はルールを知っておかないと先に進むことが難しくなる。古文で言えば”歴史的仮名遣い”だったり”品詞の見分け方”だったり”主語の見つけ方”などがこれにあたる。

懐かしい感じがするから進めていけるが、それでもルールを覚えるのは苦痛である。ここで挫折する人がかなりいるだろうなと思う。

 

しかし、だからといってここをスキップして読解をしながら覚えていけばいいのかというとそうでもない。単語のニュアンスだけで読み進められないからだ。

それは助詞、助動詞の役割がかなり多いからだと思う。

英語学習と決定的に違うのはこれだ。

つまり、文法を無視することはできないというのが今のところの結論だ。

 

現在は文法の部分は一応終わり読解パートに入っているが、一通り文法をやったからこそ、読解中にこの助動詞の組み合わせなんだっけ?といった疑問が持てているのだと思う。

古文をやったときによく文節で区切っていたけれど、ルールを一回りしたおかげで区切ることがようやくできるといった感じだ。

そこから読解につなげるためにはさらにもう一段階必要で、区切った後に辞書で調べたり、ページを戻って調べながら読む必要がある。

つまり、たくさん古文に触れて慣れるという段階だ。

 

勉強にしろ、運動にしろ、できるようになるための最終段階は量が必要になる。一回できたような気になった程度では実際はできない。

効率のいい勉強方法はあるだろうが、誰であっても最低限の量がどうしても必要だ。

そして、その量は思っているよりもはるかに多い。

 

先のテキストに載っている読解用の例文を細かく調べながら進む。何度も何度も調べては戻りを繰り返す。おそらく最初の時よりは調べる必要が徐々にではあるがなくなってきている。「あーまたこれね」的な感じが増えてくる。

 

根気強くこれを繰り返していくしか方法がないと思う。

まー問題を解くという作業になるとまた別の観点が必要にはなるのだが、親しみを深める意味ではこのやり方で十分だと思う。

 

だまされたと思ってやってみなという程簡単な方法ではないのは重々承知だが、きっと最後にたどり着く場所はここであると確信がある。

必要なことをとにかくひたすら全部やる。

 

英語を勉強している知り合いに英語の勉強方法を聞いたときにも、TOEICで高得点を取っている人も、資格試験に受かった人も、運動が得意だった友人もそう言っていた。

本当にそうだと思う。できる人はさらっとそう言い切るのだもの。

 

さーやってみましょうwww

 

でも安心してほしい、古文は話す必要がないのできっと英語学習よりも簡単だ!多分・・・

 

ではでは。