ついに来てしまいました。我が家の誰よりも寂しがっているのは私です。
サケ男とサケ子元気でね。
冬休み前に息子が学校でもらったサケの卵。今日で学校に返す期限となりました。この後は川に放流する流れとなっています。
育てなかった人もいるはずだから、もしかしたら少し学校で観察したりもするのかもしれない。どこから放流するんだろう??
イクラの状態からもらったサケ男とサケ子は、卵のうちは暗くて寒い所でという基本にのっとって飼育すると、ぴょこっと孵化しました。この瞬間ほんとにうれしかったww
2日に1回、1/3程度の水を交換するという日課を続け、ほぼ1日1回水をかき混ぜました。空気を含ませるためです。
すると・・・
不格好ながら泳ぎができるようになりました。お腹の栄養分があるのでエサは上げる必要はありません。このときもしかしたら少し明るい所に移し替えてもよかったのかもしれません。暗いままずっと行ってしまいましたww
無事に年を越して、少しづつ大きくなるも、まだまだお腹のグミは消えず泳ぐのも下手っぴなサケ男とサケ子。明るい所に出したらもっと泳いだのかもしれない・・・
そして、いよいよお別れの日がきました。
本日1月13日。息子がサケ男とサケ子を持っていきました。学校では大きな入れ物にみんなの分を集めるそうです。
つまり、そこに入れた時点でどれがサケ男とサケ子なのかわからなくなります。仲間たちとの合流です。
大事に大事に育てたサケ男とサケ子は最後はこんなに大きくなりました。
まだお腹のグミは健在です。泳ぐのはいまいち苦手そう。この時も寝っ転がっている状態。寝てるのかも。ほとんど泳がずこんな感じです。
個体差なのか、過保護に育てて泳ぎが少なかったからなのか、どうなんでしょうか?
他の家で育てられた野性的なやつにいじめられないか心配です。
いつ放流されるのかわからないけど、自然の厳しい環境で生き残っていけるのでしょうか・・・
がんばれサケ男とサケ子!!
私より思い入れがある家族はいませんが、結局お別れの挨拶はしたけど手紙や絵は描きませんでしたが、私はこうしてブログに残しておこうと思います。
サケ男とサケ子は、この後だいたい春先まで川で過ごすそうです。その後海へ出て3か月ほど日本の近くで過ごすと、外洋に旅立ち果てはアラスカの方まで行くそう。長い個体で8年ほどすると再び元の川へ戻ってきて産卵し一生を終えます。
もちろんここまでたどり着けるのは、全体の総数からするとほんのわずかでしょう。
考えただけで自然て厳しいですね、しかも自然だけでなく人間の脅威もあるわけですから。まー人間も食べるために取るわけですから(レジャーとしてのフィッシングもあるけど・・・)自然の一部とも考えられますが。
そんな話を子どもとできたことだけでも、企画として一定の成果があるでしょう。
今年の年末もチャンスがあれば第2のサケ男とサケ子を育ててみたいと思います。
次は娘も1年生になるから4匹かもね。
じゃあ達者でな!
ではでは。