備忘録小学校~1年3組~

日々にちょこっとプラスできたことシェアします。

【家族で語学留学 in マレーシア】バツー洞窟はヒンドゥー教の聖地と猿で有名。Batu cave is one of the famous tourist spots and monkeys spots.

帰国した同僚の話によると、職場でROTI CANAIが話題になっているそうです(笑)

マレーシアの料理を日本で話す機会なんてないと思うので、なんか嬉しい気持ちです。

さて、昨日の有言実行でようやく1ヵ月を経過して、マレーシアの有名観光スポットへ行って参りました。

バツー洞窟>

早速ですが写真を見てください。

272段あるカラフルな大階段巨大な黄金の像(スカンダ神)が圧倒的な、ヒンドゥー教の聖地です。マレーシアでも極めて有名な観光スポットであり、宗教を感じることのできる場所であることは間違いありません。

実際これまで訪れた場所とは全く違う観光客の多さでした。

観光バスもかなり多く、周辺の渋滞もすごいです。

落ち着いてみたい方は平日をお勧めします。(写真は平日)

 

「備忘録の観光情報」

入場料:無料

行き方:モントキアラから、北方向へGrabで25分程度

(20RM前後なら許容範囲だが、週末などは30RMオーバーが多い)

駐車場:有料(2RM)、Grabは駐車場のゲート外で降り、帰りもゲート外で待つ。

営業時間:年中無休の8:00~19:00

イベント:1~2月の満月の日にタイプーサムという最大の奇祭が行われる。

服装:特に指定なし。展示関係の内覧は土足不可で基本裸足。

所要時間:ゆっくりでも1時間

土産ショップ:観光地価格が基本

 

カラフルな階段に関しては、もともとは普通の階段だったのを2018年に現在のように塗り直したそうです。神聖な場所のはずなのに、そこはいいのかなと、突っ込みどころは満載ですが、現在では写真映えするとして人気になっています。

こんな写真や、

こんな写真が撮れます。

しかし、階段はかなり急な上に幅が狭いので注意。上り下りの通行区分もありません。段数自体は272段ですが、想像以上に上るのは苦労します。

そして、バツー洞窟は野生の猿が多い事でも有名で、日光も真っ青の猿軍団がいます。こんな感じで普通にいる。

当然この猿たちには注意が必要で、荷物等は盗られないように持つ、食べ物は持ち歩かない、近づかない、餌は与えないなどの対策が必要です。

でも、やらかしてしまうのが我が家(笑)

階段の中腹付近で、娘がサングラスケースとして使っていたポーチを丸ごと持っていかれました・・・。

ほんとに一瞬の出来事でGoproでも決定的瞬間をとらえきれなかった。(悔しいー!)

100均のポーチだったからか、紐を引きちぎって持っていきました・・・。

でも中身はサングラスだけ。

猿もさぞかし残念だったことでしょう。

帰りに事件現場を見ると、ポーチと紐の残骸は猿のゴミ捨て場みたいなところで発見しました。

グラサン猿を見つけたら写真に収めてください(笑)

ただ、嚙まれたり、引っかかれなかったのは不幸中の幸い。

食べ物をあげている人もいますが、野生の動物には近づかない事です。他の人のためにもね。

対策してほしい気もしますが、ヒンドゥー教では、「猿神ハヌマーンという神様もいるため、邪険には扱えないのが難しい所ではあります・・・

 

ところで、こんな光景も見ることができます。

この牛も272段を登ってきたのです。

牛は「破壊神シヴァ」の乗り物であったことをはじめとして、インドの神様たちにとって神聖な存在です。

そのため、ヒンドゥー教では牛肉を食べることを禁止しているわけですね。

(牛肉は絶対で、その他の肉もよくはないとされる)

イスラム教は豚やアルコールがダメ

中国は2023年9月現在、日本産の海産物がダメ

多国籍国家って難しいですね。

話をヒンドゥー教に戻すと、実は2000年代に入っても、”牛肉を食したものは公開絞首刑にすべき”という議論が巻き起こったほど信仰が厚いわけですが、この宗教観に日本人の感覚で馴染むのは大変かと思います。

しかし、人口増加で世界を席巻していくと言われているインドにあって、その人口約8割がヒンドゥー教なわけですから、これから生きていく上で、宗教を理解することの大切さをつくづく感じます。

 

さぁ、階段を登りきるといよいよ洞窟です。

洞窟の中に寺院があるような感じなのですが、ここはすごく神聖な雰囲気があり、たどり着いた達成感があります。

ざわざわしていた階段から比べると、落ち着いた空気感です。

さすが聖地といった感じでしょうか。

日本の寺や神社のように、祈祷や禅などもあるのかもしれません。そこは信者ではないので踏み込みませんが、祈り捧げているような人もいました。

ちなみに、ヒンドゥー教の方は、ここまでの道のり全てを裸足で来ています。

つまり、階段も洞窟内も含めた、この一帯全部が寺院であり、聖地という認識なわけです。大人、子ども関係なく裸足で共通でした。

正直、日本人の感覚からすると、そんなに信仰が強く、ここが聖地であるならば、神を崇拝する意味でも、場所の清潔さや、安全性を向上させた方がよいのでは、と思ってしまうのですが、神様の好みも色々なようです。

 

いやー今日は良い経験ができました。

ここバツー洞窟はマレーシアの中では、記念という意味でも、宗教を考えるという意味でも、訪れるべき場所で間違いありません。

ヒンドゥー教と猿を身近に感じることができる場所として、候補に入れてみてください。

 

ではでは。

 

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#バツー洞窟 #ヒンドゥー教の聖地 #バツー洞窟猿 #batucave