まもなく2023年の「小学校教員資格認定試験」の要項が発表される時期ですね。
昨年の私もドキドキしながら待っていた時期です。
昨年の今頃、自分でどんな勉強をしていたのか<Ⅰ>教職教養の部分について振り返ってみたいと思います。
<Ⅰ>教職教養は1問5点の20問構成となっています。
結果からいうと私は2022年の試験で85/100点でした。
予想よりできたといった感じです。予想よりといったのは、実際のところかなり難しかったからです。60点が合格ラインですが、正直終了時点ではギリギリかダメかもと感じました。
この試験の教職教養は、教員採用試験の教職教養よりも難易度が高いと感じています。
そう思う理由は、教採用の問題集や過去問はまぁまぁできるのに、太刀打ちできないなと感じる瞬間が多かったからです。
私の中では「東京都の教採問題」か「教採用の模試問題」が結構難しいのですが、それと同じくらいかやや上といった感じです。
ですので、覚えておけば解けるという問題を確実に取っておかないと苦しくなります。
しかし、しっかりと対策をすれば60点はキープできるはずです。以下は私が行った対策です。
①概要をつかむため教採用のコンパクトなテキストを読む
教職教養は教員採用試験を目指している人以外にはなじみのない分野です。
私は大学の時に教職を取っていたのですが、15年程ブランクがありほぼゼロからのスタートでしたので、初めはかなりきつかったです。
覚えようと思って読む必要はないと思います。こんなものなんだとつかむために読んでください。
ここをどれだけ早く取り組んでいるかが大事です。
私が使ったのはこちらです。
②教採の過去問に取り組む
なじみがなさ過ぎて、上の本を読み込むだけではなかなか手ごたえを感じづらいと思います。そこで、教採用の過去問集を併用します。
簡単な問題から難易度の高い問題まで、県別で過去問が載っているこちらの問題集が使いやすいです。
こちらは解説も載っていますし、教職教養のおおよその範囲の問題をカバーしています。解きながら解説もしっかり読んでください。わからないことがあれば①の本とも照らし合わせたり、ネットで調べたりして捕捉します。
受かることだけを考えるのではなく、興味を持ちながら進めていくことが大切です。
自分なりのとっかかりを持って進めればOK。
③文部科学省から出ている答申を読む
昨年はそこまで出ていませんでしたが、文部科学省から出ている答申や、各種の手引き等も読めるだけ読んだほうがいいです。もちろん文部科学省のページ(中央教育審議会 諮問・答申等一覧:文部科学省)からも読めます。
ですが・・・何が重要なのかもありますし。量が多いです。
なので、ここも書籍の力を借りるなり、ネットで重要答申を調べるなり、まず情報を集めたうえで臨んでください。
私のおススメは下記のような月間雑誌。
その年にタイムリーなものから、常に出続ける重要答申や施策等を特集している号は買っていました。また、同時に<Ⅳ>対策もできてしまうのでこちらもおススメです。
上記二つに関しては、その事柄に対する自分自身の考えを横に書き込みながら勉強していました。思ったことはすぐに書き込んでおいて、頭の中を整理しながら読むのがコツです!
④模試を受ける
私は教採用の模試を2回受けました。可能であれば受けてみることをおススメします。
現在は自宅受験タイプの模試もあります。私は自宅受験でした。
これは、実力を測ることを目的とするよりは、いろいろなタイプの問題に触れることを目的としています。また、模試をやると解説ももらえるため、より多くの知識の獲得や、復讐にはもってこいです。
今からでも申し込める模試がありますので、できれば受けてみてください。実力不足を改めて確認できることも可能ですww
実際、模試の難易度は高めだと思います!
いかがでしたでしょうか。以上が私が昨年取り組んだ内容です。
おそらく、しっかりやれば60点は取れると思います。ここまでやってわからない問題は捨て問題でいいと思います。100点を目指す必要はないのです。
<Ⅰ>教職教養と<Ⅱ>各教科に関する内容に関しては、やればやるほど点数が取れます。効率的な方法を探していてなかなか進まないより、とにかく全部やるでいったほうがいいです。ただし、時間が足りません。
1度は一冊を1周できるようにだけ調整して、繰り返し、繰り返しやります。
なんか興味が出てきたなーという、暗記の先へたどり着けるように頑張ってください。
そうすれば大丈夫です。
私も、夏の教採に向けて今一度取り組んでいます。
頑張りましょう!!
ではでは。
【ランキングを上げたらどうなるの?】
<Ⅱ>の対策についてはこちらをご覧ください!