備忘録小学校~1年3組~

日々にちょこっとプラスできたことシェアします。

【こども新聞から】日本の木が無駄になっている!

「読売こども新聞」を購読している。主に読んでいるのは子どもではなく私であるが。

普段新聞を読まなければ、こども新聞でもなかなかに読みごたえがあるものだ。もっと詳しく知りたければ、別の方法で調べていけばよいため、トピックを拾うという意味でも適している。

 

その中で、本の森について書かれた記事があった。

 

記事によると、日本は国土の3分の2が森林であり、その面積自体は近年大きな変化がないものの、植林を行っていった結果、木材として利用する予定であった木が余っているというのだ。

 

「あれっ?森や林って減ってるからまずいんじゃないの?」

と頭によぎった。

 

どこの職場でもペーパーレスが叫ばれていて、森を守ろう的な風潮が強いように思う。無駄遣いはもちろんよくないのだけど、使えるものを使わずに廃材となるのは、さらに無駄ではないのか。

 

住宅に木材を使うことが少なくなったこと、林業の担い手がいないことなどが大きな理由だそうだ。木も適切な時期に伐採し、新たに植えるサイクルを回していかないと、温暖化をはじめとした環境対策にも効果が薄れていくのだという。

ましてや、日本では植林に適した杉をたくさん植えた。今や木材として使われず、国民病ともいえる花粉症の大きな原因となっている。

とてもお粗末な問題である。

 

とはいえ、友人、知人を問わず林業でやっていこうと思う」というのも聞いたことがないし、私も選択肢に上がったことすらない。

こうなると結局は外国人労働者に頼らざるを得なくなるのだろうけど、森林大国であるのに木材の用途をリードできないのも何かやるせないと思ったりする。

 

他の環境問題も似たようなこともあるのだろうが、守ることと、利用することのバランスが最もよくなるようなサイクルを、みんなが意識できるようにすることが大切だと思う。

多くの人が取り組むことでないから、一部の専業者が限られた知識や技術、経験からくる方法でのみサイクルを回すということもないとは言えないだろう。漁業や農業、畜産業もまだまだこの限りではないと思う。

興味・関心を多くの人が持てば、新たな展開が開けることは大いにある。それに応えてくれるプロフェッショナルな方や、自ら切り開くような開拓者が現れることにもなる。

ずっとただの消費者でいるだけでは、これからの時代はやっぱり駄目なのかなと感じる。ここに勉強をする理由がある気がする。

 

こども新聞に限らず、どんな手段でも情報は幅広く入手していきたいと思う。そして、それを話せる誰かも同時に持っていてほしいと思う。

こども新聞は子どもも含めた家族で、トピックを共有するとても手軽な方法である。ぜひ試してもらいたい。

 

ではでは。

 

【こどもとコツコツ勉強だ!】

 

朝日小学生新聞はアマゾンからも購読可能」

 

 

 

kanaeji.hatenablog.com

 

#こども新聞
#木が余ってる