教員採用試験に向けての勉強ではありますが、<小学校全科>に出てくる内容は県によってレベル差があります。
倍率の高い県ですと、大学入試レベルの問題が出る場合もあるかと思いますが、多くの場合は高校入試レベルの問題が、大人向けに出されるといった印象を受けます。(ご当地問題は除く)
これは、小学校教員が見通さなければいけない最低の範囲が、義務教育9年間の最後に当たる中学3年生であることが関係していると考えられます。
『小学校でする勉強がどこに繋がるのか』この見通しを最低限持つためには、中学卒業時までの内容はやはり必須となります。
もちろん、さらに上へ見通せれば見通せるほど良いわけです。
とはいっても、社会科目が苦手な人の中には、私のように「世界史はカタカナばかりで苦手。日本史もぎりぎり古墳時代までで止まってる・・・」な人も非常に多いのではないでしょうか?
それだけでなく、地理や公民といった幅広い知識が社会では問われます。
しかも覚える内容がメインなところもあるので、これらは対策なしでは正答もできなければ、正しい理解もできません。
いろいろな参考書や問題集がありますが、今回は大人にも、現役の方にもおススメできる『株式会社 文理 完全攻略シリーズ』を紹介します。
下記の3冊になります。
「株式会社 文理」は各出版社の教科書に準拠した教科書ガイドやワークが主力の出版社です。そのためか、上記のシリーズも馴染める解説の流れになっている感覚がありました。
このシリーズの特に良いところは下記の4点です。
①各章導入としての説明があり、カラー刷りであるため資料が見やすい。
②基礎・標準・実践・実力テストの問題構成である。
③別冊の回答・解説が丁寧で、理解を助ける。
④各章のQRコードから、その章分の音声ガイドが聞ける。
価格1500円程でこの内容でしたら私は買いだと思います!!ちなみに表紙の手触りもいいというおまけもありますので、ぜひ見つけたら手に取ってみてください(笑)
社会の勉強は、実は大人になってからの方がはるかに理解ができます。長年生きてきていろいろな仕組みや、情報に触れているのは無駄ではありません。
子どもの頃に「租・庸・調」のシステムや「守護・地頭」などを勉強しても意味がよくわからなかったと思いますが、現在の社会システムの知識があるからこそ、大人になって学ぶと理解できる部分もあります。
生涯学習が掲げられて、日本はまだまだ間もないのですが、学びは大人の楽しみや、救いにつながるものだと思います。
お子さまをお持ちの方は特にチャンスなので、子どもと一緒に学び直しを始めてみてください。
ではでは。
【ランキングが上がるといいことがあるのかな?】
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