ここ数日間は体調がよく気分としては非常に落ち着いている。
週末もアクティブな時間と休息の時間をバランスよくとることができて、日常に近づいてきたように思える。
ただ、体力はがっつり低下していて、この部分のリハビリが今週からの課題になりそうな予感だ。体が疲れると余計な負荷がかかるため、メンタル面ではやや落ち込む場合もあるらしいが、それを乗り越えられないと復職には程遠い。
そろそろ体力の回復のための運動をして、生活リズムも戻していきたいところ。ベッドで過ごす時間も減らす時期だと思う。
まずは、ウォーキングとストレッチからだ。無理のない所からスタートさせよう。徐々に距離を伸ばしていけばよい。通院のために都内に出たときは、別の所を歩いてみよう。行きたいところができたら行ってみるのもいいかもしれない。
疲れたと思ったらすぐに休む。中断してもいい。
自分を縛ってまで頑張ろうとするのは逆効果。できると思いすぎるのも良くない。
このあたりの事は今読んでいるこの本から学んだ。
①作者:西脇 俊二について
作者である西脇俊二さんは、精神科医として長年にわたり多くの患者さんと向き合ってきた人。また、そこでの研究、専門知識と経験を基に、心の健康に関する多くの書籍を執筆し、多くの読者から支持を得ています。彼の著作は、専門的な知識をわかりやすく、実践的なアドバイスとして提供することで知られています。
②繊細な人をラクにする「悩み時間」の減らし方の紹介
中心テーマである「悩み時間の減らし方」についてご紹介します。西脇さんは、繊細な人々がしばしば過剰に悩んでしまう原因を分析し、その対策として「悩み時間を減らす」具体的な方法を提案しています。
一部を紹介するとこんなアプローチがあります:
- 課題分析によるステップの細分化:繊細な人は達成感を味わっている回数自体が少ないという傾向があるらしい。だから、目の前にある自分自身の課題を分析して、できる限り達成可能な小さいステップに分けることが有効になるとのこと。それを達成することで、できたと実感する回数を増やす。本当に細かくステップを設けることが大切という考え方だ。
- 人と違うところがあると捉える:繊細な人は、自分が劣っていると考える癖がある。自分と他人を比較すること自体は決して悪い事ではないが、優劣を考えるのではなく、違いがあるんだなという考え方をする。
これらの方法を実践することで、繊細な人々は自分の感情をコントロールし、日々のストレスを軽減することができます。
③他人にも自分にも期待しないというトレーニングが役立つことについて
さらに、本書では「他人にも自分にも期待しない」というトレーニングの重要性が強調されています。これは、期待が高すぎることで生じる失望やストレスを避けるための戦略です。
具体的には、以下のようなトレーニングが紹介されています:
- 自己受容:きっとできるはず、自分はこんなもんじゃないはず等の自分へのプレッシャーを解放し、自分のありのままを受け入れることで、自分自身に対する過剰な期待を減らす。
- 他人への期待を手放す:こうすればこうしてくれるはずだ、こんだけやったんだから認めてくれるはずだ、わかってもらえる等の他者の行動を期待するのを止める。
これらのトレーニングを通じて、繊細な人々は自分自身をよりよく理解し、ストレスを軽減することができます。
繊細な人にとってはすぐに実践できる方法が満載なので、ぜひ読んでみてほしい1冊だなと思います。
とにかくこの本に書いてあることだけでもやってみよう。
さて、明日の診断どうなるかな。
ではでは。
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【うつ病と診断されて⑯】休養中の心の声を大切に、復帰への道を考える - 備忘録小学校~1年3組~
〈今回おすすめの本〉
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